3月21日、大分青年会議所2017年度3月例会「人はなぜ災害に備えないのか~意識ひとつで助かる命がある~」が開催されました。
同例会は、「防災に対して危機意識を持った人材になってもらう」ことを目的に、まちづくり委員会の担当で行われました。
まちづくり委員会による事前の防災危機意識についてのアンケートをもとに、入念な事前準備が行われました。
例会当日は、障害物が多くなる避難ルートを設営し、自分が負傷している場合、要救助者を救助しながら避難する場合と、様々な状況を想定しての避難行動を行いました。負傷によるハンディを背負っての救助及び避難活動は、困難を極め、参加メンバーの危機意識が高まりました。
疑似避難行動の後は、各グループにて防災をテーマにディスカッションを行い、災害に備えての事前の準備行動などについて活発な討議が行われました。
討議の後は、日本で近年発生した災害状況についてのVTRと昨年の熊本地震の被災者へのVインタビューVTRが放映されました。
昨年は、熊本地震という大きな災害が起き、大分県内にも大きな被害が生じました。災害についての意識も、被災から時間が経つにつれて薄れていきます。大分青年会議所のまちづくり委員会は、本年度、「災害への対応」に取り組んでいます。本例会は、その一環として行われたものですが、今後も、大分青年会議所は、まちづくり委員会を中心に、災害への対応に取り組んで参ります。