2017.06.24
6月24日、別府市の野口原球場にて、大分ブロック野球大会が開催されました。
天候が心配されましたが、無事に開催することができました。
大分にとっては、8連覇がかかったこの大会でしたが、結果は・・・・・
見事、8連覇を達成しました!!
1回戦の別府戦で最終回の時点で4点差をつけられ、8連覇の望みがついえたかに見えましが、姫野邦之選手の代打サヨナラ逆転2点タイムリーヒットで、サヨナラ勝ちをおさめました。
その後、準決勝、決勝と接戦を制し、見事、8連覇を成し遂げました。
次は、9月に開催される九州大会です。
現在、九州大会制覇に向け、野球部は、日々の修練に邁進しております!
大分県代表として、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦って参ります!
以下は、大分大会の詳細です。
開会式
1回戦 別府JC
大会前から大分JCの8連覇を阻止すると宣言していた別府JCといきなり初戦での対戦となりました。
別府JCからの打倒大分JCの宣言に対し、「負けたら丸坊主にする!!」と逆宣言をしていた川北慶祐理事長。
大分JCの8連覇と川北理事長の髪型がかかった重要な一戦となりました。
【スターティングメンバー】
序盤は、緊迫の投手戦。
大分、別府ともに先発投手が好投。バックも好守で投手を盛り上げ、両チーム無失点のまま3回の攻防を終えます。
均衡が破れたのは、4回表。
好投を続けて来た大分の喜多嶋が連打を浴び、別府に2点を先制されます。
4回表を終わり、スコアは、
別府JC 2 ‐ 0 大分JC
大分JCの8連覇に暗雲が立ち込めます。
しかし、4回ウラ、大分JCも7連覇中の意地を見せます。
ヒットや四球でチャンスを広げます。
ここで打席には、好投を続けている8番喜多嶋
喜多嶋のレフト前にしぶとく落とすタイムリーヒットで大分が同点に追いつきます!
4回のウラを終了して、スコアは、
別府JC 2 ‐ 2 大分JC
両雄、一歩も引かぬまま、最終回の攻防へ進みます。
5回表、別府の攻撃。
エース喜多嶋がつかまります。
連打で一挙4点を奪われ、5回表を終え、スコアは、
別府JC 6 ‐ 2 大分JC
残すは、5回ウラの1イニングのみ。大分の8連覇に赤信号が灯ります。
5回表を終えたところで、大分ベンチに援軍が訪れます!
加藤健筆頭副理事長、大分の不動の4番打者・姫野邦之室長が、遅れて参戦しました。
迫力を増したベンチから、大分選手に対し、野次だか応援だかわからない檄が飛びます。
その甲斐あってか、大分は、連打と四球で、3点を奪い返し1点差とします。
1点差とし、なおも1アウト満塁の一打逆転サヨナラのチャンスを迎えます。
ここで、生野監督が動きます。
「代打、姫野邦之」
大分が誇る不動の4番打者です。
しかし、代打姫野は、バッターボックスで一向にバットを振る気配がありません。
2ストライクに追い込まれ、「まさかの見逃し三振?」と皆が思い始めた時、その瞬間は訪れました。
(*スマートフォンで、ご覧の方へ。画面のさらに右側に動画の再生ボタンがありますので、画面を左にスクロールしてください。)
レフト前に、代打逆転サヨナラ2点タイムリーヒット!
見事に期待に応えました!
別府JC 6 ‐ 7× 大分JC
試合後の川北慶祐理事長の談
「5回表が終わった時点で丸坊主になることを覚悟した。5回のウラは、何厘刈りで許してもらうかばかり考えていた。坊主にならなくて本当に良かった。」
姫野選手のバットで、大分の8連覇の夢と、川北理事長の頭髪が救われました。
準決勝 宇佐JC
2回戦の相手は、初戦で佐伯JCとの激闘を制した宇佐JCです。
大分JCの先発は、池田修平投手。8連覇への夢をつなぐ、大事な先発マウンドです。
7連覇中の大分からすれば、それほど難しくない対戦相手であったはずですが、大分は苦戦を強いられます。
宇佐の岩田投手の緩急をつけた投球に、打線が打ちあぐねます。
しかし、ところどころで、大分の強打が出て、得点を重ねていきます。
大分リードで最終回の宇佐の攻撃を迎えます。
サードの守備には、代打で途中出場した川北慶祐理事長がつきます。
しかし、宇佐の猛反撃にあい、点差はみるみる縮まっていきます。
満塁のピンチが続く中、宇佐の打者が放った打球は、三遊間への緩いゴロ。川北理事長の初めての守備機会です。しかし、川北理事長の反応が遅れ、内野安打に。
遂に1点差となり、なおも満塁。
ここで、生野監督が動きます。
「サード交替」
大分の8連覇のため、苦渋の非情采配を選びます。
この後、宇佐の反撃をしのぎ、辛くも1点差で大分の勝利となりました。
宇佐JC 4 ‐ 5 大分JC
試合後の川北理事長の談(最終回の交替について)
「JCに入って、一番の屈辱だった。」
決勝戦 日田JC
決勝は、初戦で強豪の中津JCを破った日田JC。
大分は、直前の強化試合で中津と熱闘の末に引き分けています。
http://www.oitajc.or.jp/archives/1626
大分は、決勝の先発マウンドをWエースのもう1人、軸丸投手に託します。
試合は、予想外に序盤で点を取りあう展開に。
2回ウラを終えて、スコアは、
日田JC 3 ‐ 5 大分JC
白熱の接戦となりました。
死闘の末、決着は・・・
日田JC 4 ‐ 6 大分JC
見事、8連覇を達成しました!
閉会式
西貴之会長から、辛島キャプテンに優勝旗が授与されます。
MVPは、投打に渡り大活躍を見せた喜多嶋選手が選ばれました。
8連覇を達成し、歓喜の胴上げです。
参加チーム全員による記念撮影
おまけ(影のMVP)
MVPを喜多嶋選手と最後まで争い、惜しくも選に漏れた手嶋選手。
1日で、4つの死球をもらいました。
手嶋選手、次の九州大会こそ、MVPを期待しています!
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